中日が13日の巨人戦(東京ドーム)で2―4と痛恨の逆転負けを喫して自力Vが消滅。借金は今季ワーストの「11」まで膨らんだ。先発の柳が6回1失点と好投し、7回にビシエドの逆転15号2ランで勝利投手の権利をつかんだが、8回から登板した3番手・又吉が3安打2四球の乱調で3点を奪われ、逃げ切りに失敗した。
以下は与田剛監督の一問一答。
――又吉は初球から甘かった
与田監督 そうだね。打たれる、打たれないというよりも、珍しくコントロールが悪かった。四球も2つ。狙ったところにおそらく今日はあまり行ってないのでは
――悪かった要因は
与田監督 いつもいいわけではないので。フォームのバランスとか、力みとか、1点差なのでいろんなものがあったと思う。
――柳は初回に3連打もあったが1失点と粘り強かった
与田監督 本当によく粘り強く投げた。6回に球数と打順が回ってきたので。チャンスがあればもう1回、次のイニングもという感じだったが。
――7回二死一、二塁で代打・福留は早めに勝負をかけた
与田監督 もちろん。点が取れるチャンスがあるときはどんどん使っていく。(7回の)木下の代走のところも何とか次の1点が(ほしかったが)、結果は出ませんでしたけど。
――ビシエドが一振りで流れを変えたが
与田監督 なかなか途中まで(相手先発山口の前に)ノーヒットに抑えられて、厳しい状況でしたけど。ワンチャンスをものにしてくれた。
――そこまでの攻撃ではなかなか走者も出せなかった
与田監督 それは打てるようにするしかないから。やっぱりいい投手でいい投球をされると簡単ではないが、それを打たないと勝てないので。
――スタメン起用の伊藤は結果が出なかった
与田監督 結果が出ていないのは他の選手も一緒なので。別に(伊藤)康祐だけではないので。彼を使おうとしている理由は他にあるわけだから。別にそれは。もちろん、打ってほしいけど、一線級の投手が良いということもよく分かっただろうし、明日以降も楽しみです。
――5回に途中交代した三ツ俣の脚は
与田監督 今、病院の方でしっかりチェックしてもらっている段階。明日は分からないけど。
――自力Vが消滅し、借金は今季ワーストの11となった
与田監督 いつもそれは言うことは一緒。どんな数字が出ようが僕らは毎試合戦うしかないので、変わらないです。