巨人・原監督 5球で勝利投手の桜井をほめる「自分を疑わずに挑めた」

桜井俊貴

巨人・桜井俊貴投手(27)が13日の中日戦(東京ドーム)でリリーフ登板し、383日ぶりの勝利投手となった。

出番が巡ってきたのは1―2の8回二死一塁で打席にビシエドを迎えた場面。追加点を許すか、抑えて攻撃に流れを呼び込めるかのマウンドで5球目で三ゴロに打ち取り役割を果たした。直後の攻撃で味方打線が3点を挙げて逆転に成功。桜井は2020年7月26日のヤクルト戦(神宮)以来となる勝ち投手となった。

桜井は「チームが勝ったことが何よりもうれしいです。勝ちに貢献できて良かったです」と献身的なコメントで喜びをあらわにした。

この日は、走者を残したまま降板した先発・山口の後を受けた大江もワンポイントで好救援。原辰徳監督(63)は2人の働きぶりを「自分を疑わずに勝負できるかというところが非常に重要だと思うのでね。そういう意味では全員が自分を疑わずに挑めたというところじゃないでしょうか」とたたえていた。

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