長友佑都ジェノア入り浮上 3年半ぶりセリエA復帰なら吉田麻也と〝ダービー〟実現

長友佑都

日本代表DF長友佑都(34)がイタリア1部ジェノアに移籍する可能性が出てきた。同国メディア「フットボール・イタリア」が「ジェノアはマルセイユとの契約が切れたフルバックの長友佑都と交渉中」と報じている。

長友は2010年にイタリア1部チェゼーナ入りし、11年に同1部の名門インテルに移籍し、大活躍。18年にトルコ1部ガラタサライに移籍するまで計7シーズンで210試合に出場した。ジェノアはイタリアでの実績と豊富な経験を高く評価。さらに「主に左バックとしてプレーするが、長友は右、またはより高度なウィングバックの役割もできる」と多様性も含めて長友の獲得に動いたようだ。

長友は昨季限りでフランス1部マルセイユを退団し、現在はフリー。ジェノアは1994―95シーズンに元日本代表FW三浦知良(現横浜FC)が所属したクラブとして知られる。同じジェノバを本拠地とするサンプドリアでは日本代表DF吉田麻也(32)がプレーしており、長友の加入が決まれば〝ジェノバダービー〟で日本人対決が実現することになる。

ジェノアは昨季11位で今季は上位進出を狙うが、長友の3年半ぶりとなるイタリア復帰は実現するだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社