巨人・原辰徳監督(63)が14日の中日戦(東京ドーム)の試合前練習で小林誠司捕手(32)を直々に打撃指導した。
この日は、ナイター明けのデーゲームとあって前半戦と同様にナインは軽めの調整。そんな中で原監督が打撃ケージ内から自らのもとへ呼び寄せたのが小林だった。前日13日の同戦で「8番・捕手」でスタメンマスクをかぶり、先発した山口を好リードした一方で、攻撃面では柳の前に2打席連続で投ゴロに倒れ、3打席目に代打を送られた。
守備は申し分ないだけに、打率1割3分に低迷する打撃が少しでも上向けば首脳陣の信頼もさらに厚くなる。指揮官がノックバットを手に身振り手振りを交えて助言を送ったのも、何とか浮上のキッカケをつかんでもらいたい一心だったに違いない。まずは6月30日の広島戦(東京ドーム)以来の「H」ランプを点灯させたいところだ。