停滞する活発な前線の影響で、県内は15日にかけて西部を中心に大雨となる見通しだ。14日夕までの総雨量が約200ミリに達した地域もあり、横浜地方気象台は土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。
気象台によると、降り始めからの総雨量は箱根町で197.5ミリ(14日午後6時時点)を記録。山北町が160.5ミリ、相模原市緑区では98.0ミリなどと西部でかさんでいる。
15日は前線が関東甲信地方を通過し、雨が激しくなる見込み。同日夕までの24時間に予想される雨量は、西部の多い所で200ミリ。東部は120ミリ。明け方から昼すぎにかけて、1時間に30~40ミリの激しい雨が降る所もあるという。