急逝の中日・木下雄介投手を追悼「たくさんの方々と偲ぶ機会に」選手は喪章着けてプレー

中日・木下雄介投手を悼み左肩に喪章をつける柳田悠岐

14日の東京ドームでの巨人ー中日で両チームの選手が、現役のまま亡くなった中日・木下雄介投手(享年27)への弔意を表し、喪章を着けてプレーした。

日本プロ野球選手会から提案を受け、12球団の話し合いから賛同を得て決定。この日のセ・パ6試合で12球団の選手、首脳陣らが喪章を着けて臨むことになっている。

選手会は同日の公式ツイッターで「本日の公式戦では、急逝した木下雄介選手(中日)を追悼する喪章を12球団全選手が着用いたします。当会の提案に応えていただいた関係者の皆様に感謝するとともに、もうマウンドに立つことのない木下選手のかつての雄姿や無念を、たくさんの方々と偲ぶ機会になればと思います」と記している。

木下雄投手は7月6日にナゴヤ球場での練習中に意識を失い、名古屋市内の病院へ緊急搬送。入院後も意識不明の状態が続き、今月3日に帰らぬ人となった。

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