2本塁打4打点 後半戦絶好調スタートの巨人・丸「バランス良く振れている」

2本塁打4打点と勝利に貢献した巨人・丸

絶好調のあの男が試合を決めた。巨人が14日の中日戦(東京ドーム)に6―1で快勝。「3番・中堅」で先発出場した丸佳浩外野手(32)が、2本塁打4打点の活躍で勝利に貢献した。

1点を先制された直後の初回の攻撃。無死一、二塁でこの日最初の打席を迎えた丸は、相手先発・ロドリゲスが投じた2球目をうまく捉えると、打球は鮮やかに伸びて右翼フェンス際にスタンドイン。「上手く反応することができた」と、11号逆転3ランであっさりと試合をひっくり返した。

勢いは止まらない。両チームともに初回から得点がなく、何としても追加点が欲しい試合中盤。2点リードの6回、先頭打者として打席に入ると、再びロドリゲスから右翼スタンドへの力強い打球を放つと、今度はスタンド中段へ。12号ソロでリードを広げた。

自身の好調ぶりには確かな手ごたえも感じているようだ。試合後、丸は「自分でも力感なく、ある程度バランスよく振れてるときっていうのは結果が出てる時だと自覚している。2本ともスムーズにバットが出て、変に力まずにできたんじゃないかなと思います」。後半戦も、丸は打線のキーマンとなりそうだ。

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