ホンダ インテグラ復活! 北米で事前告知、懐かしいネーミングにSNS上では早くも“タイプR”国内導入を期待する声も

ホンダの北米部門は2021年8月13日(金)、同社の高級車ブランド“アキュラ”で「インテグラ」を2022年に復活させると発表した。日本でも「ホンダ インテグラ」として2007年まで発売されていた懐かしい名称だ。その後2012年には2輪車のネーミングとして復活している。

アキュラ インテグラ[2021年8月13日 北米・アキュラ発表] [Photo:Honda]

セダンなのか、クーペなのか、はたまたSUVなのか!? 期待は高まるばかり

1986年に発売された初代「アキュラ インテグラ」

ホンダの北米部門で発表されたのはTOPの画像1枚のみで、鋭いシャープなヘッドランプ周りと、フロントグリルの一部などが確認出来る。またライトの下には“INTEGRA”の文字が刻まれていることも判別できる。

これがどのくらいのボディサイズで、車型は4ドアセダンなのかクーペなのか、はたまた流行りのSUVなのか、そしてどのようなエンジンが搭載されるのかなど、詳細は一切明らかにされていない。

ホンダでは新型インテグラを2022年に北米にて発売するといい、詳細はその直前に発表する予定だと説明する。

アキュラブランド立ち上げと同時に導入された「アキュラ インテグラ」

4代目「ホンダ インテグラ タイプR」

「アキュラ インテグラ」は、1986年に北米でホンダの高級車ブランドであるACURA(アキュラ)が立ち上げた際に高級セダン「レジェンド」と共に登場した最初のモデルである。

日本においても前年の1985年に「ホンダ インテグラ」として登場。以来、5世代に渡り2007年まで販売が続けられた。中でも1995年からはスポーツ仕様の「タイプR」が追加されたことで、ホンダファンからは今なお熱い支持を集めている。

その後2012年には、“ニューミッドコンセプト”シリーズの2輪車のネーミングとして、再びインテグラの名が復活している。

SNS上では早くも伝説の「タイプR」復活に期待の声が集まる

写真は4代目 ホンダ インテグラ タイプS

ホンダの北米部門 副社長兼アキュラブランドオフィサーのジョン・イケダ氏は『インテグラが帰ってきました。インテグラがオリジナルと同じドライブの楽しさの精神とDNAを持ってアキュラのラインナップに戻ってきたことを嬉しく思います。デザイン、パフォーマンス、そして全体的な運転体験など、あらゆる面でプレシジョンクラフトパフォーマンスへのコミットメントを果たしています。』とコメントし、期待感を高める。

やはりインテグラといえばクーぺスタイル、そして“タイプR”を期待したいところだ

日本のファンとしては特にタイプRの復活も期待がかかるところであるが、2021年8月13日時点で、日本国内におけるインテグラ発売については一切明らかにされていない。

詳細など不明な中、SNS上では早くも

「タイプR復活か」

「久しぶりにホンダのクーペが乗りたい」

といった気の早い(?)期待の声も寄せられている。

新型インテグラについては、今後新たな発表などが判明次第続報をお届けしていくので、楽しみにしていて欲しい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:Honda]

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