西川貴教が五輪閉会式に “失望”「しっかりした演出プランがあったとは思えない」

西川貴教

歌手・西川貴教(50)が15日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。8日に行われた東京五輪の閉会式を見た感想を「正直、悔しい気持ちになった」などと述べた。

番組で閉会式について問われると、西川は「一部我々も費用を負担している側として言わせていただくと…」と前置きした上で「正直、正しい表現が難しいけど、悔しい気持ちになった。その国の文化を我々も俯瞰で見れたりする機会になると思う。なんか船頭多くして船山に上る、みたいな。誰が責任を取るかわからない状態になっていて、理念が伝わってこなかった」と述べた。

コロナ禍で開催された閉会式では、選手はマスクをしたまま会場へ入場。「こんな状況の閉会式、開会式って、触れるもの全員を傷つけていくような催しものになっている」と分析。

閉会式の演出については「出ます、と言った人を演出側は守ってほしい。出る側の勇気をないがしろにするような演出。見ていて、到底しっかりした演出プランがあったとは思えない」と批判。

参加したパフォーマーについては「その中であれだけのことをされた出演者の方はプロフェッショナルだと思う」と賞賛した。

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