すてきな愛称付けて 新江ノ島水族館、フンボルトペンギンの子ども2羽

今年2月に生まれたフンボルトペンギンの子ども2羽(新江ノ島水族館提供)

 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市片瀬海岸)は23日から、今年2月に誕生したフンボルトペンギンの子ども2羽の愛称を募集する。

 2羽はきょうだいで外見はうり二つ。それぞれ2月9日と12日に同館生まれの母親マリーから生まれた。性別はまだ不明で、フンボルトペンギンの成鳥の特徴である胸の一本の黒い帯はまだ表れていない。

 現在は親離れし、飼育スタッフが世話をしているが、2羽とも人懐っこく、体を触らせてくれるという。それぞれ「落ち着いた性格」「食欲旺盛」など個性豊かという。同館は「今しか見られない子どもの姿を見てもらい、すてきな愛称を付けて」と呼び掛けている。

 募集は9月12日まで。スマートフォンやタブレットで、館内各所に設置したQRコードから専用フォームで応募。愛称は同25日に同館のホームページ上で発表。命名者には年間パスポートとペンギンの縫いぐるみが贈られる。問い合わせは、同水族館電話0466(29)9960。

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