国内女子ゴルフの「NEC軽井沢72」最終日(15日、長野・軽井沢72G北C=パー72)は、悪天候のため10番スタートのイン9ホールで行い、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は2バーディー、1ボギーで回り、通算3アンダーの19位に終わった。
第2ラウンドを行う予定だった2日目(14日)が中止となり、27ホール決着となった中、スコアを伸ばしきれなかったが、最終18番パー4で見せ場をつくった。残り156ヤードの2打目を5Iのコントロールショットで狙い、1メートルにつけてバーディー。「初日からしてやっと狙った通りに打てたなって感じです」と振り返る会心の1打だった。
今週は銀メダリストとして迎える最初の試合。「上位では争えなかったんですけど、よかった次の週って結構地味に嫌な感じではあるので、予選を通って、アンダーで良かった。今日途中までオーバーだったのでこのままオーバーで終わっちゃいそうっていう雰囲気しかなかったので、そこは回避しました」と総括した。