【J1】横浜Mの五輪戦士FW前田大然 ハットトリックで首位猛追! ゴールパフォは“ネタ切れ”

横浜MのFW前田大然

J1横浜Mの東京五輪代表FW前田大然(23)が15日に行われた大分戦(ニッパツ)でハットトリックの大暴れで5―1の大勝に貢献した。

スタメン出場した前田は3ゴール1アシストと大爆発。大勝の立役者となり、首位川崎との勝ち点差を6に縮めた。

リーグ戦で初のハットトリックに「素直にうれしい。ゴールパフォーマンスをすると決めていたけど、2点、3点取ると思っていなかったので(1点目の後は)決めていなかったのが反省」と苦笑いした。

そのゴールパフォーマンスは「今日はバイキンマンだった。家族、娘と話して『バイキンマンでいいんじゃない』と言われた」と愛娘からのリクエストに応えて披露した。

東京五輪では1ゴールを決めたものの、先発出場はなし。課題と収穫を得て「悔しさだったり、ちょっとしたことでもできることを持ち帰ってきたと思うので、表現できている」と成長の糧になっていることを実感している。

ケビン・マスカット監督(48)は「五輪の後に戻ってきてフィジカルが少し落ちていた。彼はもっともっと良くなっていくと思う」とコンディションが万全ではないことを指摘しており、今後さらに状態が上がってくれば後半戦は驚異的なゴール量産が見られそうだ。

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