「爆撃機」と称された元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏が15日、75歳で死去した。
ミュラー氏はドイツ1部バイエルン・ミュンヘンで公式戦通算566ゴールをマークし、7度の得点王に輝くなどドイツ史上最強ストライカーとして名をはせた。西ドイツ代表としても62ゴールを積み上げ、エースとして活躍した。
バイエルンMが同氏の死去を発表し、元ドイツ代表GKのオリバー・カーンCEOは「彼はバイエルンの歴史で最高のレジェンドの1人。その功績は比類なきもので、永遠にバイエルンMとドイツサッカー界の歴史の一部として残るだろう」とミュラー氏の死を悼んだ。
昨年11月に急逝したアルゼンチンの英雄マラドーナ氏に続いて、サッカー界を彩った歴史的ストライカーがまた1人この世を去った。