【全日本】3冠王者・ジェイク SUGI下し王道T初戦突破「俺にしかできないことがある」

世界ジュニア王者のSUGI(右)を下したジェイク

全日本プロレスの王道トーナメントが15日の新宿フェイス大会で開幕し、3冠ヘビー級王者のジェイク・リー(32)が世界ジュニア王者・SUGI(36)に貫禄勝ちした。

トーナメント1回戦で、階級は違えど王者同士の一騎打ち。スピードと空中殺法に勝機を見出し攻め込んできたSUGIに苦しむ場面はあったジェイクだが、最後はジャイアントキリング(ランニングニーリフト)で動きを止めるとD4C(変型バスター)でマットに突き刺し、完勝してみせた。

試合後は「俺はベルトを取ってからまだ何も残していない。リング上の戦いをもっと熱く。それにプラス、リング外のことも俺にしかできないことがある。勝利だけを目指した俺だけに分かることが…。王道トーナメントの中で俺はそれを見出していく」と不気味に話すと「10月、大田区に向かって俺は歩いてく」と、10月26日に控える東京大田区総合体育館大会を見据えた。

昨年覇者で今年のチャンピオン・カーニバル覇者のジェイクは、連覇&シングル5冠同時達成という偉業を成し遂げられるか。

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