「つり革はなぜ丸い」「先頭車両前面の扉はなぜ真ん中に」 京急、小学生が記者になりきり取材体験

京急キッズチャレンジ

 京急沿線の企業などと連携し、子どもたちに「本物体験」を提供する「けいきゅうキッズチャレンジ」(京浜急行電鉄、京急アドエンタープライズ主催)の第2回イベントが7日、オンラインで開かれた。テーマは「なりきり記者体験」(神奈川新聞社協力)で、小学生16人が参加した。

 神奈川新聞社員による新聞記事の制作と記者会見に関するレクチャーの後、京浜急行電鉄車両部の小林悟さんが、今春投入された同社の新造車両について模擬記者会見を開き、参加した「子ども記者」からの質問に答えた。

 「どうやって工場から運んでいるんですか」「先頭車両前面の扉が、真ん中になったのはなぜ」「どうしてつり革は丸くしているんですか」などの質問に対し、小林さんが分かりやすく説明。子どもたちはインタビュー取材を通じて、電車に関する知識を深めた。

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