次の100年展望を 年内策定へ都農町民議論

ブロック玩具で町の未来図を表現し、意見を交わす町民ら

 町制施行100周年を昨年迎えた都農町は”次の100年”の町づくりの展望を明確にする「グランドデザイン」を年内に策定する。町民の意見を幅広く取り入れるため、ワークショップやアンケートに取り組んでいる。
 ワークショップは全20回を計画。町内の企業イツノマ(中川敬文社長)に策定委託し、旧国道10号や都農高跡地の活用方針を示す。
 10日は16人が参加し、展望台や子どもの遊び場など町内に設置してほしい施設を思い思いにブロック玩具で表現。互いに質問を重ね「農村部に安全に遊べる場所が案外少ない」など町づくりへの考えを深掘りした。旧国道10号の活用法も意見を交わした。
 アンケート調査は町ホームページ上で9月中旬まで町民の意見を募っている。

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