「保健所、医療機関は逼迫」藤沢市と医師会が共同メッセージ

藤沢市役所

 新型コロナウイルスの感染急拡大を巡り、神奈川県藤沢市の鈴木恒夫市長と同市医師会の鈴木紳一郎会長は16日、保健所、医療機関の逼迫(ひっぱく)を訴える共同メッセージを出した。

 市内の感染者数は14日に103人と過去最多を更新し、メッセージでは「保健所や医療機関の体制、機能は逼迫しつつあり、命に関わる救急の医療にも支障を来す恐れがある」と指摘。

 感染力の強いデルタ株への注意を喚起し、マスク着用など従来の感染対策の徹底、人混みの回避、本人や家族が感染した場合の連絡先の確認などを呼び掛けている。市と医師会のホームページに掲載している。

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