さらに雨量が増えるおそれ 土砂災害等に厳重警戒を

活発な前線の影響で日本付近は先週から雨が続き、降り始めからの雨量が1000ミリを超えるなど記録的な大雨となっている所があります。この先、週末にかけてさらに雨量が増えて、新たな災害が発生するおそれがあるため、各地で土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

きょう17日(火)からあす18日(水)にかけて、西日本から北日本ではくもりや雨となり、西日本を中心に雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。これまでの記録的な大雨によって西日本を中心に土の中の水分量が多くなっており、土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。今後、非常に激しい雨が降り続いた場合には土砂災害が多発するおそれもあります。西日本から北日本では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に引き続き厳重に警戒してください。

気象予報士・原田 雅成

画像について:17日(火)午前11時の土壌雨量指数

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