レッズ大勝でカブス12連敗 秋山翔吾は守備から途中出場

【カブス5-14レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは4点リードの7回裏に打者13人を送り込む猛攻を見せ、一挙8得点のビッグイニング。直後の8回表に5点を返されたが、8回裏に2点を追加し、14対5でカブスに大勝した。トレード・デッドラインで主力選手を大量に放出したカブスは、これで泥沼の12連敗。なお、レッズの秋山翔吾は12点リードとなった8回表から守備固めとしてライトの守備に就き、打席は回ってこなかった。

4回裏にジョナサン・インディアの16号2ランで先制したレッズは、5回裏にアリスティデス・アキーノにも8号2ランが飛び出し、4点をリード。7回裏には無死1・2塁からカイル・ファーマーのタイムリー二塁打、アキーノの押し出し四球、タイラー・ネークインのタイムリー、タッカー・バーンハートの犠飛、インディアの満塁走者一掃の3点タイムリー二塁打、ジョーイ・ボットーのタイムリーで一挙8点を追加し、勝利を決定づけた。

大勝した試合のなかで、レッズのボットーが3安打を放ち、通算2000安打のマイルストーンに到達。7回裏に放ったこの試合2本目のヒットが記念すべき一打となり、本拠地グレートアメリカン・ボールパークのファンから大歓声を浴びた。ボットーは今季2000安打のほかに300本塁打と1000打点も達成しており、この3つを同一シーズンに達成するのは1971年のビリー・ウィリアムス(カブス)に次いで史上2人目。レッズが7回裏に猛攻を見せたため、ボットーにもう1度打席が回り、同じイニングに通算2001本目のヒットとなるタイムリーを放つオマケもついた。

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