スペル・デルフィンがユーチューブ専門女子プロレス団体設立「ゆくゆくはAKBと対戦も」

花園桃花、「シンデレラエキスプレス」渡辺裕薫、スペル・デルフィン、石井宏之・和泉テクノFC理事長

覆面レスラーで大阪和泉市議のスペル・デルフィン(53)が17日、大阪市の松竹芸能でユーチューブ専門女子プロレス団体「2.5次元女子プロレス(仮称)」の設立を発表した。

デルフィンは新団体設立のきっかけについて「小さなお子さんに夢を持ってもらえるプロレスをつくりたかった」と説明。女子プロレスとしたことについては「男性でもいいのかと思いましたが、女性が活躍した方が大阪にとっても花があっていい。まずは女子をやってから男子かな」と語った。

新団体は松竹芸能が協力し、特撮のバトルシーンのような編集を施した「バーチャル」と観客を入れた通常の興業スタイルの「リアル」の2種類で構成。デルフィンは「バーチャル」について「プロレスって流血したりとか怖いってイメージがあると思いますが全然違う。特撮のようなプロレスなので安全性があります」と念押しした。

すでに大阪を拠点に活動するアイドルレスラー・花園桃花の選手第1号兼総監督就任が内定。今後、9月26日に心斎橋角座で入団オーディションを行い、来年3~4月ごろには初興行を行う予定。「『リアル』はお客さんの前で興行を行うが、『バーチャル』は体力は求めていない。ユーチューブで人気者になりたい、自分の底上げをしたいという人も応募してほしい。夢の追い掛け方は2バージョンある」と応募を呼び掛けた。

女子プロレスといえば、2017年放送のテレビ朝日系ドラマ「豆腐プロレス」をきっかけに、アイドルグループAKB48メンバーの参戦もあった。ユーチューブではコラボ企画も多いが、デルフィンは「松井珠理奈とかAKBにもプロレスが大好きな子がいる。ゆくゆくはAKBとの対戦もあるんじゃないか。プロレス界の話は言うたもん勝ちなので」と勝手にアイドルの参戦をオファーした。

毎週金曜日の午後8時に配信を行い、初回配信は20日に行う。

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