【天龍プロジェクト】鈴木みのるがメインで大暴れ「お前ら全員クビだ! 出直して来い!」

天龍(中央)は試合後にあいさつした(天龍プロジェクト提供)

〝ミスタープロレス〟天龍源一郎(71)が主宰する「天龍プロジェクト」が、緊急事態宣言下で奮闘を続けている。

28日には4月の再始動から7回目の興行を東京・新木場1stRINGで開催。出場予定選手のコロナ感染や濃厚接触者の頻発により前夜に対戦カードが大幅変更になる中、9団体18選手が参加した。

メインでは〝プロレス界の王様〟鈴木みのる(53)が、新生・天龍プロジェクトに初参戦し、3本勝負で行われた6人タッグ戦(みのる、MAZADA、佐藤光留組対河野真幸、HUB、矢野啓太組)で大暴れ。最後は矢野をゴッチ式パイルドライバーで沈め2―1で勝利した。

試合後は「『参戦させていただき、ありがとうございました』とか『出させていただいて光栄です』とか言ってやがるクロヤローどもがいっぱいいたな。バカじぇねえの。天龍プロジェクトって何? 天龍源一郎が余ったお金でお年玉くれる会社なのか? 違うだろ。あのクソジジイがつくってきたプロレス、お前らが感じろってことじゃねえの?」と毒づき、「なんで誰一人として天龍源一郎に食いつかねえんだよ。天龍プロジェクトに関しては何の権限もないけど、俺にはプロレス界の王様という権限があるんだ。お前ら全員クビだ! 出直して来い!」と怒りをあらわにした。

天龍は「鈴木みのるは変わってないよ。髙山善廣選手や俺と新日本プロレスで戦っていた時と何ら変わっていない」と語り、改めて存在感の大きさを感じた様子。最後は参戦した選手たちに感謝の言葉を述べた上で「『見たか天プロ!』って大きな声で言いたい」と豪語した。次回興行は8月13日の新木場大会で今後も注目を集めそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社