ホンダ NSX最終モデルの限定車「タイプS」がカッコイイ! 日本国内では30台限定で販売

ホンダが北米で展開する高級車ブランドのアキュラは2021年8月13日(金)、スーパースポーツ「NSX タイプS」をアメリカで発表した。現行の2代目NSXの最終モデルとなるタイプSは350台限定販売となる超希少モデルで、アメリカで300台、日本向けにはホンダブランドで30台が導入される予定だ。NSX タイプSの価格は16万9500ドルから18万2500ドル(1852万8045円〜1994万9075円)。

ホンダNSX タイプS

現行NSXよりハイスペックな特別仕様車!

現行NSXは高効率、高出力の3モーターハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用し、スーパースポーツとして高い応答性とハンドリング性能を持つ。タイプSでは、3.5リッターV6ツインターボエンジンに専用チューニングを施した。

エンジンの最大出力は20hp高い520hp、最大トルクは5.2kgm増の61.3kgmと高いスペックを発揮する。

また、9速デュアルクラッチトランスミッションにも専用チューニングを施し、よりスポーツ走行しやすい環境を整える。これにより、鈴鹿サーキットでのタイムは2021年モデル比で2秒速いラップタイムを叩き出した。

エクステリアは専用デザインを施して空気抵抗を抑えている

エクステリアにも専用デザインを取り入れている。フロントバンパーやレーシングカーのNSX GT3にインスパイアされたリヤディフューザーにより、高速安定性を高めている。また、新形状のカーボンファイバー製フロントスポイラーは車両の下側に空気の流れを向けることでフロントの空力リフトを最小限に抑える。

さらに特別な軽量パッケージも用意!

エンジンの冷却性能を高めるためにフロントグリルの開口部を拡大した。

アキュラ タイプSに設定した軽量パッケージは4色用意したカーボンセラミックブレーキとカーボンエンジンカバー、カーボンインテリアトリムを採用したことで総重量を約57.8ポンド(約26.2kg)削減している。

新たに設定したゴッサムグレーのマットメタリックペイントはNSX タイプSのエクステリアカラーは350台のうち70台限定で用意した。

【筆者:MOTA編集部】

© 株式会社MOTA