ジャガー横田がタイガー・クイーンに求める”初代虎超え“の課題

ジャガー横田(左)とタイガークイーン

女子プロレスのレジェンド、ジャガー横田(60)が先月に初代タイガーマスク(63=佐山聡)率いるストロングスタイルプロレスでデビューした女子版虎戦士「タイガー・クイーン」の才能に太鼓判を押した。

17日に、今年デビュー40周年を迎えた初代タイガーマスクの功績を記念し、東京・新宿の「ビームス・ジャパン」で開催中のポップアップショップにクイーンを引き連れ来場。初代虎とともに指導にあたるクイーンと、展示写真を食い入るように見つめ「クイーンが初代タイガーマスクの歴史を見て学ばなければいけないと思い、一緒に来た」と来場した理由を明かした。

往年の初代虎が躍動する写真には「40年前にこういう技を使っているということに感動、びっくりしている。動きに想像がつかず、逆に難しいと感じながら見ていた。一つひとつが完成度が高く美しい」と感想を吐露。そして「クイーンも追いつけ、追い越せという気持ちで見ていたと思う。(クイーンは)初代タイガーマスクのクローンではありますが、いずれ独り立ちしていかなければいけない。(初代虎も)そうおっしゃっていた。今はとにかく追いついて、いずれ追い越すことができるよう指導し、本人も頑張っていくと思う」と、クイーンの心境を代弁した上で、〝元祖超え〟の難題を求めた。

それでもクイーンのデビュー戦で、その手応えは感じており「彼女も本能的に動ける選手。まだマスターしなければいけないものがあるけど、デビュー戦は練習以上のものを出していた。練習では100%が、試合では120%発揮できる。それは天性のもの」とその才能に太鼓判。今後の飛躍に期待を寄せた。

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