かみ合わない。広島は17日の中日戦(バンテリン)に0―3と今季10度目、2試合連続の零封負け。14日の阪神戦から3連敗となった。
東京五輪後で、後半戦初マウンドの先発・森下は7回を6安打されながらも2失点の粘投を見せた。ただ、打線が援護できなかった。3番の小園から4番・鈴木誠、5番・坂倉、6番・林までの中軸4人で合わせて14打数無安打。チームでも中日先発・福谷から散発4安打の上、又吉、R・マルティネスの3投手からは三塁も踏めなかった。
佐々岡監督は「打線が活発にならないと、雰囲気的にも重くなる。森下が頑張っていただけに、何とか点を取ってやりたかった」と話しつつも、打順変更には「そんなにコロコロ変えたくはない。何とか奮起してもらいたいと思います」と語った。