巨人・原辰徳監督(63)が惨敗劇を受け止めた。
ヤクルト戦(17日、松山)は同点で迎えた6回裏に4投手で9失点し3―13と完敗。大差での後半戦初黒星に指揮官は「紙一重の勝負の中でね、やっぱりなんて言うんだろうな、野球っていうのは非常に難しいスポーツだなというのは思いますね」と振り返った。
坂本、岡本和の悪送球が重なり、継投で流れを止められず。「まあやっぱりこれもベースボールだしね。明日につなげるということがね、重要だと思いますね」と前を向いた。
5番目・大江が押し出し四球と2適時打で3失点すると自らマウンドに。「『悪かった、今日はもう悪かった』ということでね。『もういいよ、ご苦労さん』って」(原監督)と無失点が23試合でストップした左腕をねぎらったと明かした。
代わった6番手・桜井も4点を失い、9失点のビッグイニング。宮本投手チーフコーチは「1イニング4人使ったというのは私の反省点」と大量失点の責任を痛感していた。