【DDT】乃蒼ヒカリが電流爆破で大仁田厚と邂逅「私が爆破の女王を目指す!アイ・アム・ノア!」

爆破バットを持つ乃蒼ヒカリ

東京女子プロレスの乃蒼ヒカリ(のあ・ひかり=23)が、初となる電流爆破デスマッチに臨む心境を語った。

DDT真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(21日、富士通スタジアム川崎)では、第0試合の電流爆破8人タッグデスマッチに出場。クロちゃん、スーパー・ササダンゴ・マシン、黒田哲広と組み、大仁田厚、高木三四郎、彰人、伊藤麻希組と対戦する。

ヒカリは「巡りに巡ってここまできたなって。大仁田さんはクロちゃんしか見てないと思うけど、『なんか変な女いたぞ。あの子、面白いな』と思ってくれたらうれしい。序盤からかみついていこうと思う」と決意を述べた。

初めて電流爆破を見たのは2015年9月17日、高校時代を過ごした北海道・旭川だった。ゼロワン(超花火プロレス)が道北アークス・ウエスタン川端駐車場で開催した興行を観戦に訪れた。しかも通う高校で大谷晋二郎が講演を行い「ここの学校のみんなは無料で招待します」となったが、ヒカリはすでにリングサイド最前列のチケットを購入し心待ちにしていたという。

同大会のメインは「有刺鉄線電流爆破バット&ストリートファイトタッグデスマッチ」で大仁田、田中将斗組が将火怒、KAMIKAZE組と対戦。大仁田が勝利した。

ヒカリは「電流爆破って怖いと思っていたんですけど、たまらなかった。みんなが後ろでキャーキャー言ってる中で、黙々と見ていました。大仁田さんをみんなが『すごい!』って言っていたけど、私は恐れ多くて写真も撮れずに帰ってきました。私にとってはすごい人なので近寄れなくて」と振り返る。

だからこそ、この千載一遇のチャンスを生かしてみせる。「私が爆破の女王を目指します」と静かに口にした直後、「私は乃蒼ヒカリ、そう、アイ・アム・ノア!」と絶叫。地獄のリングから生還し〝真のノア〟を証明する。

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