立憲民主党の新ポスター「変えよう。」はオバマ氏意識? 蓮舫氏「すべてを変えたい」

新ポスターを披露した枝野氏(左)と蓮舫氏

立憲民主党は18日、国会内で会見を開き、衆院選に向けた新ポスター「変えよう。」を発表した。

枝野幸男代表(57)が街頭演説する横顔の写真が使われた立民の新ポスター。キャッチコピーは異例の一文字だ。広報本部長の蓮舫氏(53)はその狙いをこう説明した。

「我々はすべてを変えたいという思いを込めて作りました。通常、政党ポスターは代表が正面を向いている。自由民主党さんはよく正面、右前方、左上方を向いているポスターが多いですけど、あえて横向きにしたのは、枝野代表は国民と向かい合う、互いに支え合う社会を作るんだ、という語りかけの思いを込めました」

立民からの「変えよう。」というメッセージは、米国のオバマ元大統領が選挙戦で使った〝チェンジ〟に影響を受けた日本語版なのか。

蓮舫氏は「特段、オバマ大統領を意識していません。通常国会を閉じてからの2か月を見ても、とにかく政府の動きや政府与党の連携は、変えるしかないという純粋な思い、そしてこれは国民も同じだという思いで考えたということです」と話した。

新ポスターは1万2000枚を作り、同日以降、全国で掲示する。

枝野氏は「変わらなければいけないという思いをシンプルにお伝えするポスターになった。選挙戦に向けて活動を充実させたい」と意気込みを語った。

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