【新型コロナ】18日の横浜市 20~90代5人死亡、633人感染 桐蔭横浜大硬式野球部でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は18日、20~90代の男女5人が死亡したと発表した。また、10歳未満~100歳以上の男女633人の感染を新たに確認。重症2人、中等症5人、軽症558人、無症状32人で、36人の症状が調査中という。うち389人の感染経路が不明。

 市によると、亡くなった5人のうち、20代男性は12日に発熱し、15日に自宅で意識を失い倒れているのを家族が発見。緊急搬送され、病院で死亡が確認された。死亡後の検査で陽性と判明。高血圧などの基礎疾患があったという。

 90代女性は7月10日に陽性と判明、15日に亡くなった。女性が入所していた特別養護老人ホームではクラスター(感染者集団)が発生していた。別の90代女性は利用していた介護施設でクラスターが確認されたことから検査を受け、28日に陽性と判明。8月12日に死亡した。別の90代女性は6日に陽性と分かり、16日に亡くなった。80代男性は11日に陽性と判明し、13日に死亡した。

 市内では、桐蔭横浜大(同市青葉区)硬式野球部で37人、有料老人ホームと放課後等デイサービス事業所でそれぞれ5人の感染が分かり、いずれも新たなクラスターと認定した。

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