18日に全日本プロレスの保土ヶ谷公会堂大会で王道トーナメント2回戦が行われ、宮原健斗(32)がT―Hawk(31)に勝って準々決勝(24日、東京・新木場1stRING)進出を決めた。
逆転の勝利だった。序盤からT―Hawkのスピードとパワーに翻弄され、ペースをなかなかつかめず。それでも猛攻を耐え続けると、終盤相手のスキを突いて必殺のシャットダウンスープレックスの体勢で捕まえる。そこから粘るT―Hawkを強引に持ち上げ、マットに叩きつけて3カウントを奪った。
試合後は「2回戦突破だ! T―Hawk、うわさ通りの男だな。彼は、僕の頭の隅っこで1回触れたことがあるんだ。同世代にああいう選手がいることを嬉しく思う」と珍しく対戦相手を称賛。そして準々決勝の石川修司戦に向けて「プレミアムチケットになりそうだな!」と舌なめずりした。一方、敗れたT―Hawkは「宮原健斗、悔しいけど最高の相手だったよ。俺はさらに成長して帰ってくる。GLEATは、ストロングハーツは、俺だけじゃねえんだよ」と逆襲を誓った。
またほかの準々決勝3試合は「ジェイク・リーVS吉田綾斗」「青柳亮生VS芦野祥太郎」「諏訪魔VS入江茂弘」が行われる。