パドレス3連敗 新加入アリエタが故障で4回途中に降板

【パドレス5-7ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

先発陣に故障者が続出していることもあって急失速しているパドレスは、2日前に緊急補強したジェイク・アリエタが先発したものの、4回途中までに5点を失い、左ハムストリングを痛めて降板。ロッキーズに5対7で敗れて敵地での3連戦で被スイープを喫し、直近8試合で1勝7敗となった。ロッキーズ2番手ベン・ボウデンが今季2勝目(2敗)、6番手ダニエル・バードが今季20セーブ目を記録。アリエタは今季12敗目(5勝)を喫した。

クリス・パダックとダルビッシュ有が故障離脱し、ライアン・ウェザースも不振に苦しんでいるパドレスの先発陣。カブスで防御率6.88と打ち込まれて解雇されたアリエタを緊急補強したことからもパドレスの苦しい台所事情がうかがえるが、2015年のサイ・ヤング賞投手は救世主になれなかった。初回に3点を失い、同点に追いついてもらった直後の3回裏にはC・J・クロンに勝ち越しタイムリーを献上。味方が再び同点に追いついた直後の4回裏にはドム・ヌニェスに8号勝ち越しソロを浴び、シーズン通算の防御率は7.13へと悪化した。

4回裏にヌニェスの一発で勝ち越したロッキーズは、5回裏にトレバー・ストーリーが16号2ランを放って通算150本塁打に到達。その後のパドレスの反撃を1点に抑え、本拠地での3連戦を見事にスイープした。今季のロッキーズは敵地では14勝45敗と大きく負け越しているものの、本拠地では41勝21敗をマーク。これはジャイアンツ(本拠地で42勝19敗)に次ぐメジャー2位の好成績となっている。

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