広末涼子のデビュー当時のフィルム写真がNFTをベースとした写真展で公開

デビュー当時の初々しい広末涼子

現在、広末涼子が再ブレークしているが、その広末のデビュー当時の貴重なフィルム作品が「鯨井康雄 NFT写真展」で初公開された。写真家でユーチューバーの鯨井氏は日本初のNFT電子写真集を撮り下ろした。

「大丸福岡天神店」東館3階の特設ギャラリーで31日まで開催される。九州で初めてとなるNFTをベースとした写真展で、28日には人数限定で鯨井氏がトークショーを行う。

広末のほか、タレントの足立梨花や日本初NFTグラビアモデルで元ミニスカポリスの早坂まりな、さらに風景作品も展示されている。専門スタッフによるNFTコンテンツの説明もついて無料。

NFTとはノン・ファンジブル・トークン(非代替性トークン)の略で、複製・偽造不可のデジタルデータ。仮想通貨の技術を活用し、デジタルコンテンツに投資商品のような価値を付加することができる。従来は、中古市場で絶版の写真集に高値がついて転売されても、著作者に印税が発生しなかったが、NFT化したデジタル資産では、転売者も著作者も収益を得ることができる。シンガポールでは、75億円でデジタルアートが落札されるなど、仮想世界への投資は、コロナ禍で急速に伸びている。

国内でも人気女優のNFT作品が1億6000万円の売り上げを記録し、注目されている。ヘビーメタルバンド「LOUDNESS」が日本で初めて新曲をNFTで販売、月光惠亮氏がデジタルアートの個展をNFTを連動させて開催するなど、NFTは多ジャンルでトレンドになりつつある。

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