オスプレイ落下部品は長さ1メートル超のパネル 米側が当初説明を訂正

 沖縄防衛局は19日午後、12日に普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイが落下させた部品に関し、米側から入った新たな情報として、パネルの寸法が長さ約109センチ、幅68センチ、厚み1.9センチだったことを明らかにした。操縦席の屋根の部分に付いていたと言う。事故の翌13日には「縦約35センチ、横約45センチ」と説明していたが、実際には1メートルを超える長さのパネルだった。

 同時に落下させたフェアリングと呼ばれる覆いについても、「長さ約23センチ、幅約8センチ」と発表していたが、19日に防衛局が明らかにした情報によると、長さも幅も43センチ、厚さ0.3センチで、機体右側のプロペラエンジンカバーの位置に付いていた。

 沖縄防衛局は両部品の重さなど詳細については米側に確認中だと述べた。当初の情報でパネルは1.8キロとされていたが、実際にはより重い可能性がある。

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