演歌歌手・鳥羽一郎が2人息子のデュオ「竜徹日記」と初の親子コンサート

中央が鳥羽一郎、左が長男・竜蔵、右が次男・徹二

演歌歌手の鳥羽一郎と長男・竜蔵と次男・徹二の兄弟デュオ「竜徹日記」が19日、神奈川・川崎市のクラブチッタで初の親子コンサートを行った。

「竜徹日記」は5年前に結成された兄弟デュオで、鳥羽は「何回かゲストみたいな形でステージに立ったことはあるが、正式なのは初めてだね」。徹二は「同じステージに立つことが一つの目標でもあった。力は及びませんが、元気だけは負けないように」と語った。

ステージでは鳥羽のギターの弾き語りや、竜徹日記がオリジナル楽曲を熱唱。さらに、鳥羽の代表曲「カサブランカ・グッバイ」を3人で熱唱するなど、21曲を披露した。

2人の息子と「家では仕事の話はしない」という鳥羽だが、「竜蔵は作曲もやりますし、演歌も作ってくるのですが、こんな歌が書けるのかと驚くような作品も作ってくる」。実際に、竜蔵が作曲した「十国峠」なども鳥羽はシングル曲としてリリースしている。

それでも鳥羽は「売れて有名になってくれるのが一番いいのでしょうが、なかなか難しい。兄弟が仲がいいのが自慢できるところかな」。竜蔵は「日本で一番仲のいい兄弟ユニットにしたい」と目標を掲げ、徹二は「小さいころから見ていた紅白歌合戦に親子で出るのが夢」と語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社