「ボイスⅡ」“白塗り野郎”の正体 安藤政信インタビュー

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日本テレビ系・土曜ドラマ「ボイス2」。先週放送された、第5話のラストで、ついに最凶最悪の真犯人“白塗り野郎”の素顔が安藤政信だと明らかになり、SNS上での様々な「考察合戦」に一つの答えが出された。だが、そうなると気になるのが、正体が明かされた“白塗り野郎”と樋口彰吾(唐沢寿明)、橘ひかり(真木よう子)らの戦いが、今後どのように展開されていくのかということ。いよいよ新章、怒涛の後半戦が幕を開けるその前に、“白塗り野郎”を演じる、安藤政信にインタビュー!!これまで聞けなかった“白塗り野郎”を演じる上での想いに迫った!!(「ボイス2」第6話は8月28日(土)よる10時から放送!※ 8月21日(土)は放送休止です)

<安藤政信コメント>

Q:オファーがあった時の印象

自分を必要としてくれた人たちの、作品に対する想い、僕に対する想いに、感銘を受けました。役者としてその気持ちに応えられるよう、この作品対して良いピースの一つになれればいいなと思い参加しました。

Q:役について

最初、役についての説明を受けた時に白塗り、舞を踊る、殺人鬼と、キーワードとなる情報量が少なくて不安でした。でも徐々に、その役の生きてきた壮絶な人生なる景色のようなものが見えてきました。当然、殺人鬼を肯定することは出来ませんが、どれだけ役を愛して寄り添うか、という考えになっていきました。

Q:役作りについて

凶悪犯だからと誰しもがイメージする分かりやすい型にはめて演じようというのは考えませんでした。大事にしたのはセリフ一つ一つの変化です。息の混じり方、ザラザラした質感やクリアな響き、優しさをプラスしてみるなど、自分なりのアプローチはしました。ニヤけると変質者っぽくなりますよ、というような雰囲気のやり方は外そうと思いました。

Q:大変だったこと

今回の役はどうしたって理解は出来ないですよね(笑)。だからこそ想像して、役に対して深く寄り添うんです。実は理由もあって、悲しみもあって、だからこういう人物が成形されてしまったんだということは考えています。

Q:印象に残っているシーン

殺人鬼が白塗りで炎の前で舞うというのは成立するのかが一番不安でした。お笑いになったら、その時点で作品は終わると思いました。ドラマチックでありながら、悲しみもあり、感情的で、攻撃的で、殺意もあるという状況を作れるのかと…。(第1話の)トンネルで、2人(唐沢寿明、増田貴久)の前で踊るシーンで、これがしっくりと空気のように動くシーンになるのか不安でした。実際、監督、共演者の方から「すごくいい感じだよ」と言ってもらえたことから動き出すことができ手応えをつかんだ、そんな感じがします。

※実際に“白塗り野郎”を演じる安藤政信のインタビュー映像も見られる

『トーク・アバウト・ボイス2』が、動画配信サービスHuluで独占配信中!

唐沢寿明、真木よう子が、今作出演に込めた想い、「ボイス」にかける想いを語り尽くす!さらに、重藤雄二を演じながら“白塗りの舞”で振付をしたNOPPOと安藤政信とのツーショット対談も!こちらもぜひご覧ください!

◆「ボイス2」 第6話あらすじ

ひかり(真木よう子)を階段から突き落とそうとする大樹!その時、駆けつけた樋口(唐沢寿明)が大樹を抱きしめる!樋口は、白塗りの男が大樹に植えつけた強い憎悪を前に、その目的を確信する。それは、樋口と大樹の親子の絆を壊すこと。そして、樋口には犯人の心当たりがあった。その記憶は25年前、ある少年の虐待事件に遡る……。その頃、“白塗りの男”こと久遠京介(安藤政信)は、一般人に紛れ込み、日常生活を送っていた。自宅マンションに帰った久遠は、同居する母親に意味深な言葉をかける。「樋口彰吾には僕がどう生きてきたか教えてあげないとね」 翌日。井戸から発見された遺体の身元が判明する。4人は全員同い年で同郷。白塗りの男に殺された刈谷、そして県警本部長の小野田とも特徴が一致していた。一方、石川(増田貴久)は、精神的な症状を隠して捜査を続けるものの、手元の薬はあと1回分を残すのみになっていた……。そんな中、ネットの生配信中に、配信者が心霊スポットで襲われた、という110番通報が入る!場所は3年前に女子高生が殺害された廃墟。配信された映像には、血塗れの少女が髪を振り乱しながら配信者・成瀬たちに噛みつく姿が映っていて……!ひかりは、成瀬がこれまでに配信していた“やらせ動画”と違い、今回の映像が本物であることを聞き分ける。現場に急行する緊急出動班!夜の心霊スポットで待っていたものとは……!?

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