俳優の千葉真一さん亡くなる 新型コロナに感染し入院中

「令和二年度文化庁長官表彰」授賞式に出席したときの千葉真一さん

俳優の千葉真一さんが19日午後5時26分、千葉県君津市内の病院で亡くなった。82歳。新型コロナウイルスに感染に入院していたという。

福岡県出身。TBS系ドラマ「キイハンター」(1986年)の出演をきっかけに人気を得る。日本を代表するアクションスターとして海外でも人気を獲得する。1970年にはジャパンアクションクラブを設立し、真田広之を育てた。

女優の野際陽子さんと1973年に結婚し94年に離婚。長男は俳優の新田真剣佑。

昨年末、令和2年度文化庁長官表彰に輝き、表彰式に出席していた。そのときは白髪姿で、千葉さんは「80歳になったら自然でいこうと思っていた。今年はコロナのこともあって仕事が途絶えたので、自分の本当の姿でいこうと思った」と黒く染めるのをやめていたと語っていた。

当時、2021年に海外での仕事の計画もあるとも話しており、「海外の仲間と話し合っている。体も鍛えなおしている」と変わらぬ姿を見せていた。

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