川崎市、訴訟関連の28点の公文書を紛失 ミューザ川崎ホールの天井落下事故の文書

川崎市役所

 川崎市は19日、市が関わった訴訟の裁判所への提出文書案など、この裁判に関連する28点の公文書を紛失したと発表した。担当部署の引き継ぎの際に現物の確認をしなかったため保管場所が分からなくなるなど、適切な管理を怠ったことが原因という。

 文書は、東日本大震災でミューザ川崎シンフォニーホールのつり天井が落下した事故を受け、市が施工業者などを訴えた訴訟に関するもの。今年6月の公文書開示請求で対象に含まれたことで紛失が判明した。

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