千葉真一さん 一昨年に盛大パーティー…ひと晩で5千万円動く

芸能生活60周年記念祝賀会での千葉真一さん

俳優の千葉真一さんが19日、午後5時26分、新型コロナウイルス感染による肺炎で死去した。82歳だった。

千葉さんはアクション俳優としてハリウッドに進出し、成功。日米で抜群の知名度を誇った。

千葉さんはコロナ禍前の2019年11月、都内の高級ホテルで自身の芸能生活60周年と傘寿(80歳)を記念したパーティーを盛大に開催。ゲストとして長女の真瀬樹里、長男の新田真剣佑、次男で俳優の眞栄田郷敦が駆けつけ、親子4ショットが実現した。

パーティーの司会はフリーアナウンサーの徳光和夫。芸能人のパーティーでは珍しい舞台演出もあり、映画界の巨匠で故深作欣二さんの長男で映画監督の深作健太氏が務めた。

お祝いで、50年超の親交がある〝演歌界の御大〟北島三郎、出世作のTBS系ドラマ「キイハンター」(1968年)で共演した俳優の谷隼人ら900人が出席。報道陣も取材で招かれ、各メディアで伝えられた。

芸能人のパーティー券は1人2万~3万円が相場だが、千葉さんのパーティー券は1人5万円。知人男性によると「高額でしたが、パーティーの1週間前には定員の900人分のパーティー券が完売したんです。当時、千葉さんの関係者はこれを誇らしげに語っていました。千葉さんをお祝いしたいという人が殺到したようです」という。

パーティー券収入で5万円×900人超=5000万円近くを稼いだ――と関係者を仰天させた。

また、芸能関係者は「千葉さんはかつて〝仲人屋〟をやっていたことがあります。一般人からの依頼で仲人を務めるんです。1回100万円以上で、かなりの数をこなし、稼いでいました」と明かす。

豪快で世間を幾度となく騒がせたアクションスターは、カネ回りも〝別格〟だった。

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