窃盗、転落打ち上げ、丸川珠代五輪相…み~んな〝テレ朝案件〟 蓮舫氏も呆れ

テレ朝OGの丸川珠代五輪相

テレビ朝日絡みの醜聞が止まらない。19日には社員が窃盗容疑で逮捕されたことが発覚。東京・港区にあるマンションの男性宅に侵入しワイヤレスイヤホンを盗んだとして、警視庁麻布署は19日までに、窃盗と住居侵入の疑いでテレビ朝日ビジネスプロデュース局の社員篠宮康希容疑者(28)を逮捕した。逮捕容疑となる事件は5月30日に発生している。

テレ朝広報部は「大変遺憾で、深くおわびする。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメント。つい先日にはテレ朝の東京五輪番組スタッフ10人が緊急事態宣言下にもかかわらず、閉会式の夜から朝まで打ち上げ会を行い、転落事故まで起きた。こちらも同局は「調査中」としているが、いまだに調査結果は発表されていない。

さらに「そういえばアノ人もテレ朝だった」と言われているのが、〝失言〟で炎上する丸川珠代五輪相だ。丸川氏は1993年から2007年までアナウンサーとしてテレ朝に勤務し、その後、政治家に転身。コロナ専門家への「全く別の地平から見てきた言葉」発言や、バッハIOC会長の“銀ブラ”に対する「不要不急であるかは本人が判断すべきもの」との見解で、批判を浴びた。

19日の参院内閣委員会の閉会中審査では、立憲民主党の杉尾秀哉氏から「(丸川氏が)五輪は感染拡大の原因ではない、と断言されている根拠」を問われ「オリンピックの開会式は56・4%、閉会式が46・7%と、期間中も高い視聴率を記録」とテレビ視聴率を読み上げた。人々が五輪にクギ付けで外出していないとでも言いたかったのだろうか。

これに蓮舫参議院議員は20日、ツイッターで「視聴率が高いから観戦(※感染)拡大と五輪は関係ない」「丸川さんの認識も『全く別の地平』と気付くべきです」とチクリ。

〝テレ朝案件〟めぐる炎上は当分収まりそうもない。

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