元J1G大阪でボルドー所属の韓国代表FW黄義助がマルセイユに移籍か

黄義助(ロイター)

J1G大阪でも活躍したフランス1部ボルドーに所属する韓国代表FW黄義助(29)が、昨季まで日本代表DF長友佑都(34)と同DF酒井宏樹(31)が在籍した名門マルセイユに移籍する可能性が出てきたと、同国メディア「Fооt Mercatо」が報じている。

同メディアによると、マルセイユは31日の移籍市場の締め切りを前にし「新たなストライカーを探しており、2019年の夏からボルドーでプレーしているファン・ウィジョに興味を持っている。その市場価格は500万ユーロ(約6億4000万円)と推定されている」という。すでにクラブ間で交渉が行われているとも伝えている。

昨季はギリギリで1部残留を果たしたボルドーは深刻な財政難にあり、かねて黄も売却対象に上がっていた。昨季12得点をマークしたこともあって、これまでにドイツ1部ボルフスブルクや昨季に日本代表MF南野拓実(26)が所属したイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンが黄の獲得への関心を示していた。

ここにきてマルセイユが参戦したわけだが、ボルドーは黄の移籍金として1300万ユーロ(約16億6000万円)を要求しており、交渉の行方が注目されそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社