メッシの獲得をマンチェスターCが否定 パリSGは本格交渉を開始

メッシ

イングランド・プレミアリーグの昨季王者マンチェスター・シティーがスペイン1部バルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の獲得を否定したと、英「BBC」が報じている。

メッシの移籍先として最有力視されるマンチェスターCのベップ・グアルディオラ監督は「すでに(イングランド代表MFジャック)グリーリッシュにお金をかけた。グリーリッシュの実力に納得したからだ。レオ(メッシ)はバルセロナに残留すると思っていたので、今ではレオの獲得は私たちの考えの中にはない」と語った。

マンチェスターCは今夏にグリーリッシュの獲得に移籍金として1億ポンド(約152億円)を費やし、さらにイングランド代表FWハリー・ケインの獲得にも動いており、移籍金1億5000万ポンド(約228億円)を投入する予定とあって、すでにメッシ獲得に動く資金は残されていないとみられる。

また、マンチェスターCとともに移籍先として有力視されるフランス1部パリ・サンジェルマンのマウリッシオ・ポッチェッティーノ監督はメッシ側と交渉していることを認めたと、米メディア「ESPN」が伝えた。

同メディアによると、パリSGは3年契約を提示する見込みで、9日に代理人で父のホルヘ・メッシ氏と交渉を行う予定という。また、ポッチェティーノ監督はメッシについて「可能性としてはある。それについてはクラブが取り組んでおり、何かあれば、できるだけ早く伝える」とコメントした。

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