PSVから移籍希望の堂安律がドイツ1部ホッフェンハイム入りへ すでに本格交渉中

堂安律

オランダ1部PSVアイントホーフェンに所属するMF堂安律(23)がドイツ1部ホッフェンハイムに移籍することが濃厚になったとドイツ「SKY」が伝えている。

昨季ドイツ1部ビーレフェルトでプレーした堂安は契約元のPSVに復帰する予定だったが、スタメン定着が難しいことから今夏の移籍を希望。かねて堂安を高く評価しているドイツ1部Eフランクフルト、ボルフスブルク、マインツ、ホッフェンハイムと同2部ハノーバーが獲得への興味を示していると各メディアで報じられていた。

同メディアによると、ホッフェンハイムは31日に夏の移籍期限が迫る中、堂安の獲得を決意しPSVと本格交渉をスタートさせているという。すでに堂安自身も同クラブのセバスチャン・ヘーネス監督(39)とも起用法を含めた役割などについて会談し「両者とも同じ考えを持っており、移籍を望んでいるようだ」とも報じている。

一方で、堂安と2024年6月まで契約があるPSVは、移籍金として600万ユーロ(約7億7000万円)を要求すると伝えられているが、ホッフェンハイム側は完全買い取りオプション付きのレンタルを検討しているという。同メディアは「来週中に取り引きが完了するとみられている」とし、今季もドイツでプレーすることになりそうだ。

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