堂安律が今夏PSV退団を希望 移籍先はマインツとフランクフルトが候補

堂安律

オランダ1部PSVアイントホーフェン退団を希望したMF堂安律(23)にドイツクラブが関心を寄せていると同国メディア「VOTEBALL・INTERNATINAL」が報じている。

東京五輪で日本のベスト4進出に貢献した堂安は2024年夏まで契約を結んでいるPSVに合流したものの、現在のチームでスタメンに定着するのは難しいとみられており、今後の動向が注目されていたが、同メディアによると「堂安は喜んでチームを去る」と今夏の退団を希望しているという。

堂安は昨季に期限付き移籍で加入したドイツ1部ビーレフェルトでスタメンに定着し、34試合に出場。昇格したばかりのチームを1部残留に導いた。その功績もあって、かねて興味を示しているドイツ1部マインツに加えて元日本代表MF長谷部誠の所属するEフランクフルト、同2部ハノーバーが獲得への関心を示している。

PSVは堂安の移籍金を600万ユーロ(約7億7000万円)に設定しており、新型コロナウイルス禍で経営難のドイツ各クラブにとって完全移籍での獲得は難しい状況だけにレンタルでの加入も検討されそう。同メディアは「移籍市場が閉じる(31日)前にPSVを離れる可能性が非常に高い」と指摘しており、ドイツでプレーすることが濃厚だ。

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