K-tunes RC F GT3、第3戦鈴鹿で体調不良の平良響に代わって小高一斗を起用へ

 8月21〜22日に鈴鹿サーキットで開催されるスーパーGT第3戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』を前に、GT300クラスに参戦するK-tunes Racingは、ドライバーの平良響が体調不良のため、小高一斗を起用すると発表した。

 K-tunes Racingは、2021年に向け新田守男と阪口晴南のコンビで当初エントリー。ただ阪口はサッシャ・フェネストラズが来日できていないことから、代わってKeePer TOM’S GR Supraをドライブしており、岡山公式テストから、今季全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権とスーパー耐久にも参戦している平良が新田のパートナーとして起用されていた。

 そんな平良だったが体調不良のため第3戦鈴鹿への参加を見合わせることになってしまった。代わってK-tunes RC F GT3をドライブすることになったのは、今季muta Racing Lotus MCの第3ドライバーに起用されていた小高だ。

 小高は今季全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するほか、2020年にはGT300クラスでポールポジションを2回獲得。またスーパー耐久でレクサスRC F GT3の経験も豊富で、K-tunes Racingでは「急遽選考しなければならない状況ながら、十分なパフォーマンスを期待できるドライバーが起用できたことは、この週末への期待感を失うことなく、レースを戦うことができます」としている。

スーパーGT第3戦鈴鹿に運ばれたK-tunes RC F GT3には、すでに小高の名がつけられている。
K-tunes RC F GT3

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