〝邪道〟こと大仁田厚(63)率いる「FMW―E」の会見が20日に行われ、9月12日の鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)大会で開幕する「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」1回戦出場メンバーが意気込みを語った。
令和の邪道娘にDEEP JEWELSで活躍する総合格闘家、オーストリア出身レスラーにレジェンドと多彩な顔触れがそろった今トーナメントは、大仁田の「FMWはそもそも初の男女混合の団体だったんじゃ! その思いを受け継き、世界レベルで活躍できる女子を育てたい」との意思を受けて開催。9月12日に「藤田あかね VS テクラ」「ミス・モンゴル VS 杏ちゃむ」が、10月24日に「鈴季すず VS マドレーヌ」「世羅りさ VS ライディーン鋼」がそれぞれ1回戦で激突し、11月21日に準決勝、12月19日に決勝が行われる(会場はいずれも鶴見青果市場)。
この日、東京・巣鴨の「闘道館」で行われた会見には出場全8選手が登場。それぞれ試合への意気込みを語った後、なんと優勝賞金500万円が懸けられることが発表され、一気に選手たちは色めき立った。
大仁田の「年式の古いフェラーリなら買えるんじゃないか」との言葉に触発された鈴季が「フェラーリを買ってドライブに行きます」と話せば、マドレーヌは「引退した動物たちの楽園にとなる牧場を経営したい」と力説。ミス・モンゴルが「子供の入学資金や住宅ローンに充てたい」と切実に話せば、世羅は「デスマッチの祭典をプロデュースして、後楽園ホールで開催したい」と意欲を見せた。果たして、夢をかなえるのは誰になるか。