菅首相 パラ集火式に出席「パラアスリートの姿を通じて感動を分かち合える」

聖火を拍手で送りだした菅首相(中)

東京パラリンピック(24日開幕)の聖火リレー集火式が20日、東京・元赤坂の迎賓館で行われた。

この日は47都道府県とパラ発祥の地・英国ストークマンデビルで採火された炎が一つにまとめられ、式典には菅義偉首相、小池百合子都知事、大会組織委の橋本聖子会長らが参加した。

菅首相は「集火式で生まれた成果が人々の希望をつなぎ、開会式へと運ばれることになります。この希望の光のもとで世界のパラアスリートも全力を尽くす、その姿を通じて皆様と感動を分かち合えることを心から楽しみにしております」と話した。

今大会は史上最多4400人の選手が参加予定。菅首相は「それぞれが果てしない努力や挑戦によって、大きな壁を乗り越えてきた一流のパラアスリートたち」と称した上で「全力を尽くす姿は世界の中の人々に夢と感動、そして勇気をもたらすに違いありません。とりわけ子供や若者には努力すること、挑戦することの大切さを心に刻むまたとない機会になると思います」とメッセージを送った。

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