新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で20日、新たに男女3人の死亡と、10歳未満～90代の男女2878人の感染が確認された。うち1996人の感染経路が不明。県内の1日当たりの新規感染者数が2千人を超えたのは8日連続で、16日の2584人を上回り、過去最多を更新した。県内の入院患者は1565人。うち218人が重症となっている。
藤沢市は20日、いずれも市内在住の40代と70代の男性2人の死亡を発表した。40代男性は新型コロナ以外の疾患で医療機関に入院中の13日に陽性が判明。当初は無症状だったが、18日に死亡した。70代男性は7月24日に陽性が判明。当初は軽症だったが、容体が悪化し、医療機関に入院。8月18日に死亡した。
川崎市は幸区に住む50代女性の死亡を発表した。17日に陽性が判明し、市内医療機関に入院したが、19日に死亡した。基礎疾患はなかった。
教職員9人の感染が確認された横浜市内の県立高校、部員13人の感染が確認された同市内の私立高校運動部、5人の感染が判明した赤枝病院（同市旭区）、県平塚保健福祉事務所管内の障害者支援施設、高齢者福祉施設などで新たなクラスター（感染者集団）が発生した。
また藤沢市は20日、15日に陽性判明を公表した60代女性について、過去に公表していたため取り下げた。
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在日米海軍横須賀基地は20日、17日以降新たに関係者19人の感染を確認したと発表。在日米海軍厚木基地は20日、基地関係者1人の感染を新たに確認したと発表した。
