エンゼルス・大谷翔平のリアル二刀流パフォーマンスベスト3 1位は40号&8勝目

タイガース戦で40号を放った大谷(USA-TODAY-Sports)

CBSスポーツ(電子版)はエンゼルスの大谷翔平投手(27)がリアル二刀流で出場した15試合で見せたパフォーマンスのベスト3を発表した。勝利貢献度を表すセイバーメトリクスのWPA(ウィン・プロバビリティー・アデッド)をもとに選び、トップは今季メジャー最速の40号を放って8勝目を挙げた18日(日本時間19日)のタイガース戦とした。

「今季の大谷は投手と打者として驚異的なレベルで野球メディア界を席けんしている。これまでとの違いは、しばしば投打で同じ試合に二刀流ミラクルを演じている」と絶賛。1位のタイガース戦を「チームが3―1で勝ったのは、主に大谷が理由だった」と評価した。

同試合での投打合計WPAはプラス0・505だった。WPAはプラス0・1が平均で、プラス0・3以上が良とされる。大谷は8回6安打1失点、8三振無四球だった投球で0・446を獲得した。
2位は7月26日(同27日)のロッキーズ戦で、WPAは0・405。7回5安打1失点で5勝目をマーク。初回に先制適時打を放ち、すかさず二盗も決めている。

3位は6月11日(同12日)のダイヤモンドバックス戦で、WPA0・309。5回5安打2失点、8三振で勝利投手の権利を持って降板するも救援陣が崩れて、3勝目を逃した。2本の二塁打をマークした。

大谷が投手として打席に立った今季の打撃成績は42打数10安打で打率2割3分8厘、2本塁打、7打点。「投手としては高レベルだが、それ以外での成績に比べると劣っている。投手として出場した試合の打撃成績を上げることが課題といえる」と同サイトは二刀流のさらなる飛躍に期待していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社