シントトロイデンが日本代表GKシュミットとの契約延長を発表 〝ビースト〟林の加入も

シュミット・ダニエル

ベルギー1部シントトロイデンは21日、日本代表GK(29)と契約延長で合意したと発表した。契約期間などは明らかにされていない。

シュミットはJ1仙台から2019年にシントトロイデンに加入。昨季は24試合に出場していた。クラブを通じて「昨シーズンは残留争いも経験して苦しいシーズンでした。ベルギーでどうプレーすればいいのかの手応えは感じてきているところなので、今シーズンは、チームを上位に導けるようなプレーをしていきたいです」とコメントした。

また、同クラブは20日に〝ビースト〟との異名を持つ東京五輪代表FW林大地(24)を完全移籍で獲得したと正式発表した。すでにクラブ間合意については発表されていたが、19日に現地入りし、メディカルチェックを経て契約書にサインしたという。ベルギーの労働許可証が発給され次第、チームに合流する予定だ。

日本企業がオーナーとなるシントトロイデンにはシュミットや林のほかにもDF松原后(24)、DF橋岡大樹(22)、FW伊藤達哉(24)、FW鈴木優磨(25)の日本選手が所属。また今夏の移籍を志願している鈴木はトレーニングには参加しているものの、試合出場を拒否していると伝えられている。

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