電撃移籍の中田翔、巨人での初安打はお預け 代打から一塁守備就き2打席無安打

9回の第2打席で中飛に倒れた巨人・中田翔【写真:荒川祐史】

日本ハムから移籍2日目、1軍登録され初打席は四球

■DeNA 7ー2 巨人(21日・東京ドーム)

シーズン中の電撃トレードで日本ハムから巨人へ移籍した中田翔内野手が21日、1軍登録され、同日のDeNA戦で新天地デビューを飾った。9回の第2打席では右腕の伊勢から中飛に倒れたものの、新たな背番号10を背負った姿をアピールした。

ベンチスタートの中田は6回、ファンのどよめきの中で大城の代打として出場。1死一、二塁の場面で左腕・砂田からストレートの四球を選び、その後一塁守備に就いていた。試合前の円陣では声出しを務めるなど、新たな姿を印象付けた。

プロ14年目の中田は、今季日本ハムで39試合に出場、打率.193で4本塁打という大不振に陥っていた。急性腰痛を発症するなど2度の登録抹消を経て、8月にはエキシビジョンマッチ試合前に同僚へ暴力をふるった事が発覚。球団は1、2軍全試合への出場停止処分を下し、11日付でNPBからも「出場停止選手」として公示されていた。20日になって巨人への無償トレードが成立、日本ハムが処分の解除を届け出ていた。(Full-Count編集部)

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