【DDT】大仁田厚がリベンジ後にクロちゃんとまさかの合体 ベルト狙い軍団結成へ

クロちゃんを爆破バットで攻撃する大仁田厚

DDTの「WRESTLE PETER PAN2021」(21日、神奈川・富士通スタジアム川崎)で、〝邪道〟大仁田厚(63)が宿敵「安田大サーカス」のクロちゃんとまさかの合体を果たした。

この日、大仁田はクロちゃんと8人タッグ戦で激突し、試合は序盤から大荒れとなった。大仁田が序盤から早々に電流爆破バットを手にすると、クロちゃんに照準を定める。ところがクロちゃんが味方の乃蒼ヒカリを身代わりに差し出すゲス行為に及び、邪道も思わず及び腰に。その隙を突かれクロちゃん組の黒田哲弘、スーパー・ササダンゴ・マシンに羽交い絞めされるとクロちゃんの振る爆破バットのエジキとなった。

その後、数発の爆破を経て、パイプイスを手にしたクロちゃんの「一騎打ちで決着をつけようぜ」との挑発に大仁田が応じる。もちろん大仁田は爆破バットを手に「ちょっと待って」と許しを請うクロちゃんにフルスイング。見事3カウントを奪い、昨年12月に喫した屈辱の敗戦のリベンジに成功した。

だが、まさかの展開はここからだ。高木三四郎社長と共にクロちゃんを捕獲しコメントスペースに現れた大仁田は、おびえるクロちゃんを指さし「悪いけど、こいつレスラーの素質があるよ」と口説き始めたのだ。もちろん、全力拒否したクロちゃんだが「チャンピオンベルトが欲しくないのか?」(大仁田)、「え、チャンピオン、ベルト…?」(クロちゃん)と揺さぶりをかけられた挙句、大仁田から「クロニタ軍団」「ニタクロ軍団」と書かれた紙を見せられ、「どっちがいい!?」と問われ思わず「く、クロニタ」と回答。

この後のすったもんだの末、この8人タッグ戦に出場した全員で軍団を結成しDDTのなにかしらの王座を狙うこととなり、クロちゃんは破れかぶれで「べ、べ、ベルトを取るぞ! こうなったらこの8人、末広がりの8で幸せを届けます」と意気込んでいた。

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